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結婚式の引き出物は誰にいくら?相場と贈り分けやいらないケース

引き出物 相場

結婚式の準備をしていると、「引き出物って1人いくらくらい?」「友人と親族で金額を変えてもいい?」「そもそも引き出物っていらないのでは?」と迷いますよね。

料理や衣装と違って、自分たちのために使うものではないので、どこまでお金をかければよいのか判断しにくい項目でもあります。

結論からいうと、一般的なご祝儀制の披露宴なら、引き出物は用意しておくのが無難です。一方、会費制の結婚式や家族だけの食事会などでは、形式によっては引き出物を省略することもあります。

金額については一律ではありませんが、最近の調査を見ると、友人なら3,000~7,000円程度、上司なら5,000~10,000円程度、親族なら5,000~15,000円程度がひとつの目安になっています。

ゲスト引き出物の目安考え方
友人3,000~7,000円3,000~4,000円台も多い
同僚3,000~5,000円程度友人と同程度が目安
上司・恩師5,000~10,000円ご祝儀額も考慮する
親族5,000~15,000円地域・両家の慣習も確認
夫婦で出席5,000~10,000円夫婦で1セットが一般的

ただし、相場通りの金額にすること以上に大切なのが、誰に何を贈るか、結婚式の形式に合っているかです。

引き出物は「全員に同じ5,000円の商品を用意すればOK」というものでもありません。ゲストとの関係やご祝儀、地域の慣習まで含めて考えると決めやすくなります。

この記事では、結婚式の引き出物の相場から、友人・上司・親族への贈り分け、引き出物をなしにできるケースまでまとめて解説します。

目次

結婚式の引き出物の相場はいくら?

引き出物には「必ず○円」という決まりがあるわけではありません。

ゼクシィの調査では、引き出物・引き菓子などのギフト全体でゲスト1人あたり平均6,000円。品目数では3品を用意した人が53.9%で最も多くなっています。

一方、マイナビウエディングが先輩カップル400名を対象に行った調査では、ゲストとの関係によって金額にかなり差がありました。

友人は3,000~7,000円程度が目安

友人への引き出物は、3,000~7,000円程度がひとつの目安です。

マイナビウエディングの調査では、友人ゲストでは3,000~4,000円と回答した人が44.4%と最も多くなっています。

一般的な友人からのご祝儀が3万円程度の場合、3,000~5,000円程度のメインギフトを中心に、引き菓子などを組み合わせるケースが多いでしょう。

ただし、「友達だから安くていい」という考え方ではなく、料理・ドリンクなど結婚式全体のおもてなしとのバランスを見て決めるのがおすすめです。

上司は5,000~10,000円程度

上司への引き出物は、友人や同僚より少し高めにするケースがあります。

マイナビウエディングの調査では5,000~10,000円程度が目安とされ、5,000~6,000円の価格帯が最も多い結果でした。

上司からは友人より高額なご祝儀をいただく可能性もあるため、同じ商品を全員へ渡すのではなく、カタログギフトの価格帯だけ変えるなどの贈り分けもできます。

親族は5,000~15,000円と幅が広い

特に金額に幅があるのが親族です。

親族への引き出物は5,000~15,000円程度が目安で、同じ調査では平均7,381円でした。

親族の場合は、ご祝儀額だけでなく地域や親族間のルールが影響することがあります。

例えば、「親族には昔から○品用意している」「叔父・叔母にはこの程度の品を贈る」といった両家独自の考え方があることも。

親族については自分たちだけで決めず、引き出物を発注する前に両親へ一度確認しておくと安心です。

夫婦で出席する場合は1世帯に1セットが一般的

「夫婦で来てくれる場合、引き出物は2つ必要?」と迷う方も多いと思います。

一般的には、夫婦連名で一つのご祝儀をいただく場合、夫婦で引き出物1セットとするケースが主流です。

ただし、一人で参加する友人とまったく同じ金額にするのではなく、夫婦用として少し価格帯を上げる方法があります。

例えば、

  • 友人1人:4,000円程度
  • 夫婦:6,000~8,000円程度

のように分ければ、ご祝儀額とのバランスも取りやすくなります。

一方、夫婦それぞれから別々にご祝儀をいただくような場合は、それぞれに用意することもあります。

引き出物は何品必要?3品セットでなければダメではない

結婚式の引き出物というと、「メインギフト+引き菓子+縁起物」の3品をイメージする方も多いと思います。

実際、ゼクシィの調査でも3品用意した人が53.9%で最も多くなっていますが、2品は21.0%、1品も13.6%います。

つまり、現在も3品は主流ですが、必ず3品でなければいけないわけではありません。

定番はメインギフト・引き菓子・縁起物

一般的な組み合わせは次の3つです。

種類
メインギフトカタログギフト、食器、タオルなど
引き菓子バウムクーヘン、焼き菓子など
縁起物かつお節、昆布、お茶漬けなど

引き菓子については、マイナビウエディングの調査では1,500~2,000円未満が最も多い価格帯となっています。

ただ、最近は「高めのカタログギフト+引き菓子」の2品にしたり、カード型引き出物に複数のギフトをまとめたりする方法もあります。

品数を増やすこと自体を目的にせず、ゲストに喜んでもらえる内容になっているかで考えましょう。

地域によって引き出物の考え方はかなり違う

引き出物で特に注意したいのが地域差です。

例えば北海道では会費制の結婚式が多く、引き出物を用意しなかったり、1,000~2,000円程度の記念品を1品用意したりするケースがあります。

一方、東海地方では引き出物を比較的豪華にする文化があり、複数品を用意する地域もあります。

インターネットで「引き出物は5,000円」と見てそのまま決めるより、両家の出身地域に独自の慣習がないか確認するほうが安心です。

親族への引き出物だけは、注文する前に両親へ聞いておくのがおすすめです。自分たちには普通でも、親世代では「この地域では違う」ということが意外とあります。

結婚式の引き出物はいらない?なしでもよいケース

最近は、「正直、引き出物っていらないのでは?」「使わない食器を渡すくらいなら料理を豪華にしたほうがいいのでは?」と考える人もいます。

その考え方自体はおかしくありません。

ただし、一般的なご祝儀制の披露宴で、何の代わりもなく引き出物をゼロにする場合は慎重に考えたほうがよいでしょう。

ゲスト側からすると、ご祝儀を渡し、交通費や衣装代などもかけて参加しています。引き出物だけ突然なくすと、「ここだけ節約したのかな」と感じる人がいる可能性があります。

引き出物なしを検討しやすいケース

一方、次のような結婚式では、必ずしも一般的な引き出物を用意しないケースがあります。

  • 会費制の結婚式
  • 北海道など会費制文化が一般的な地域
  • 家族だけの食事会
  • ご祝儀を辞退している結婚式
  • 引き出物に代わるギフトを用意している場合

例えば、ご祝儀を受け取らず会費だけにしているカジュアルなパーティーなら、一般的な5,000円前後の引き出物を用意しないこともあります。

ただし、「会費制なら必ず不要」というわけでもありません。会費額や料理内容、地域の慣習によっても変わります。

「いらない=何も渡さない」でなくてもいい

従来型の大きな引き出物をやめたいのであれば、完全になしにする以外にも選択肢があります。

  • カード型の引き出物にする
  • 後日自宅へ配送する
  • カタログギフトにまとめる
  • 実用的な食品を贈る
  • 少額の記念品やギフトに置き換える

特にカード型や配送型なら、ゲストが当日に重い荷物を持って帰る必要がありません。

「引き出物そのものをやめたい」というより、「重い食器や大きな袋を持ち帰ってもらう必要はないのでは」と感じているなら、こうした方法のほうが希望に合うかもしれません。

引き出物をなしにするメリット・デメリットや代替方法は、以下の記事で詳しく解説しています。

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失敗しにくい引き出物の選び方

相場が分かっても、最後に悩むのは「結局、何を選べばいいの?」という部分だと思います。

個人的には、新郎新婦が贈りたいものより、ゲストが受け取りやすく、使いやすいものから考えるのがおすすめです。

全員同じにせず「贈り分け」をする

友人、上司、親族では、想定されるご祝儀額や年齢、生活スタイルが違います。

そのため、引き出物の価格帯や内容をゲストごとに変える「贈り分け」をしても問題ありません。

例えば、

  • 友人:3,000~4,000円台のカタログギフト
  • 上司:5,000~6,000円台のカタログギフト
  • 親族:5,000~10,000円台のギフト

のように、見た目は同じでも中身の価格帯を変える方法なら、席によって大きさの違う紙袋が並ぶこともありません。

実際、ゼクシィの調査でも、ゲストによってギフトの金額や内容を変えた人は約8割となっています。

迷ったらカタログギフトは選びやすい

好みが分からないゲストが多い場合は、カタログギフトが使いやすい選択肢です。

自分たちで食器や雑貨を選ぶ場合、どうしても好みが分かれます。

一方、カタログギフトならゲスト自身が必要なものを選べます。

親族、上司、友人でカタログの金額を変えれば、贈り分けもしやすくなります。

最近はカード一枚で持ち帰れるタイプもあるので、遠方から来るゲストが多い場合にも便利です。

重い・大きいものはゲストの移動も考える

引き出物を選ぶときは、商品そのものだけでなく、ゲストがどうやって帰宅するのかまで考えましょう。

遠方から新幹線や飛行機で来るゲストに、重い食器と引き菓子を大きな袋に入れて渡すと負担になります。

反対に、車で来る地元ゲスト中心なら多少大きな商品でも持ち帰りやすいでしょう。

全員同じ方法にせず、遠方ゲストだけ配送型にするといった工夫もできます。

高額なご祝儀を想定しすぎなくてもいい

親族から高額なご祝儀をもらう可能性があるからといって、最初から数万円の引き出物を用意する必要があるとは限りません。

当日にいただく金額は事前には分かりません。

一般的な相場をもとに引き出物を準備し、想定以上に高額なお祝いをいただいた場合は、結婚式後に改めて内祝いを贈る方法もあります。

「ご祝儀の半額をすべて引き出物で返さなければ」と考える必要はありません。

引き出物を節約するときは「商品価格」だけを見ない

引き出物は人数分必要になるので、少し単価を下げるだけでも結婚式全体では大きな節約になります。

例えば60世帯へ贈る引き出物を1セット1,000円安くすれば、単純計算で6万円変わります。

ただし、ゲストへ直接渡すものなので、単純に価格だけを下げるのはおすすめしません。

外部購入は持ち込み料まで計算する

式場提携の商品より、ネットショップや引き出物専門店のほうが安く見えることがあります。

そこで注意したいのが持ち込み料です。

式場によっては、外部で購入した引き出物を会場へ持ち込む場合、1点または1袋ごとに持ち込み料がかかります。

外部ショップで1,000円安くても、持ち込み料が500円、送料がかかれば、実際の節約額はかなり小さくなります。

商品代+送料+持ち込み料の合計で比較しましょう。

まだ式場を契約していないなら、引き出物を外部手配できるかも契約前に確認しておくと安心です。

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節約するなら「なし」より選び方を変える

費用を抑えたい場合も、いきなり引き出物をゼロにする必要はありません。

  • 外部ショップと比較する
  • カタログギフトを価格別に贈り分ける
  • 縁起物を省いて2品にする
  • カード型ギフトにする
  • 袋代や送料まで含めて比較する

など、ゲストへのおもてなしを残しながら費用を調整する方法があります。

引き出物だけでなく結婚式全体の予算を下げたい場合は、ゲストへの影響が少ない項目も含めて見直すほうが効率的です。

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引き出物を1,000円下げるより、使わない演出を一つ外したほうが大きく節約できることもあります。ゲストへのギフトだけで調整しようとしないのがポイントです。

結婚式の引き出物についてよくある質問

最後に、引き出物の相場や「いらないのでは?」と迷ったときによくある疑問をまとめます。

結婚式の引き出物は1人いくらが相場ですか?

ゼクシィの調査では、引き出物・引き菓子などを含むギフト全体の1人あたり平均は6,000円です。ただし、友人は3,000~7,000円程度、上司は5,000~10,000円程度、親族は5,000~15,000円程度など、関係性によって目安は異なります。

結婚式で引き出物なしでも大丈夫ですか?

会費制や家族だけの食事会、ご祝儀を辞退している場合などは、一般的な引き出物を用意しないケースもあります。一方、通常のご祝儀制披露宴で理由なく完全になしにすると、ゲストによっては物足りなく感じる可能性があります。形式や地域の慣習を確認して判断しましょう。

夫婦で結婚式に来る場合、引き出物は1つでいいですか?

夫婦連名で一つのご祝儀をいただく場合は、一世帯に引き出物1セットとするのが一般的です。その代わり、一人で参加する友人より少し価格帯を上げる方法があります。ご祝儀をそれぞれ別にいただく場合などは個別に用意することもあります。

引き出物は3品用意しないと失礼ですか?

3品は現在も一般的ですが、必ず3品必要という決まりはありません。ゼクシィの調査でも2品や1品を選んでいる人がいます。ただし地域によって品数の慣習が異なるため、親族が多い場合は両親や式場へ確認しておくと安心です。

友人への引き出物が3,000円だと安すぎますか?

3,000円台は友人への引き出物として実際に選ばれている価格帯なので、一概に安すぎるとはいえません。ただし、引き菓子や縁起物を含むのか、メインギフトだけの価格なのかでも印象は変わります。金額だけでなく、ギフト全体の内容で判断しましょう。

高額なご祝儀をもらったら引き出物も高くしないといけませんか?

事前にご祝儀額は分からないため、一般的な相場をもとに引き出物を準備すれば問題ありません。親族などから想定以上に高額なお祝いをいただいた場合は、結婚式後に改めて内祝いを贈る方法があります。

引き出物は相場を参考にしつつゲストとの関係に合わせて決めよう

結婚式の引き出物は、全員に同じ金額・同じ商品を渡さなければいけないものではありません。

目安としては、

  • 友人:3,000~7,000円程度
  • 上司:5,000~10,000円程度
  • 親族:5,000~15,000円程度
  • 夫婦:5,000~10,000円程度を1世帯に1セット

くらいから考えると選びやすいでしょう。

ただし、金額だけを相場に合わせることが目的ではありません。

遠方ゲストなら持ち帰りやすいカード型、好みが分からないならカタログギフト、親族なら少し価格帯を上げるなど、相手に合わせて贈り分けることのほうが満足度につながります。

また、「引き出物はいらないのでは?」と感じている場合も、一般的なご祝儀制の披露宴なら、いきなりゼロにするより、カード型や配送型など負担の少ない形へ変える方法を検討してみてください。

会費制や家族婚などで引き出物を省略する場合は、地域の慣習や両家の考え方も確認したうえで、ふたりの結婚式に合う形を選びましょう。

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