初めてブライダルフェアを予約するとき、「1件目は本命の式場に行くべき?」「最初は練習として第二候補にしたほうがいい?」と迷いますよね。
私たちも式場探しを始めた頃は、そもそも何を比較すればいいのかよくわからず、「気になるところから順番に行けばいいのかな?」くらいに考えていました。
結論からいうと、個人的にはブライダルフェアの1件目には「本命に近い第二候補」を選ぶのがおすすめです。
- 1件目でブライダルフェアの流れや見積もりの見方を覚える
- 本命と似た条件の式場を選んで比較材料を作る
- 2件目以降で本命に行き、冷静に比較する
この順番なら、初めて見る見積もりを「安いのか高いのかわからない」状態で本命会場と契約してしまうリスクを減らせます。
ただし、本命会場に「初めての式場見学限定」の大きな特典がある場合や、希望日がかなり埋まっている場合は、本命を1件目にする選択肢もあります。
つまり「絶対に本命は最後」というわけではありません。大切なのは、1件目を何となく選ばず、その後の比較まで考えて順番を決めることです。
この記事では、ブライダルフェア1件目におすすめの式場、本命を1件目にするメリット・デメリット、見学当日に確認したいポイントまで詳しく解説します。
ブライダルフェア1件目は「本命に近い第二候補」がおすすめ
ブライダルフェアの1件目は、どこでもいいわけではありません。
おすすめなのは、本命と同じエリアや会場タイプで、条件が合えば実際に契約してもいいと思える式場です。
例えば、本命が「東京駅周辺のホテルウェディング」なら、1件目も同じエリアのホテルを選びます。そうすれば、2件目で本命を見たときに設備や料理、見積もりを比べやすくなります。
| 1件目の選び方 | おすすめ度 | 理由 |
|---|---|---|
| 本命に近い第二候補 | ◎ | 比較材料を作りつつ、気に入れば契約もできる |
| 本命会場 | ○ | 初見学特典などがある場合は有力。ただし比較材料がない |
| あまり興味のない式場 | △ | 練習にはなるが、数時間使うのでもったいない |
| 条件が大きく違う会場 | △ | 本命との見積もりや設備を比較しにくい |
1件目に本命へ行くメリット
本命会場を1件目にすることにも、もちろんメリットがあります。
- 気持ちが一番高まっている状態で見学できる
- 希望日が空いていれば早く押さえられる
- 初めての式場見学限定特典が使える場合がある
- 1件目で気に入れば式場探しを早く終えられる
特に人気の時期や日取りを希望している場合は、「本命は最後に取っておこう」と何週間も空けている間に希望日が埋まる可能性もあります。
すでに口コミや写真をかなり調べていて「ここが圧倒的な第一希望」という状態なら、1件目に見学するのもありです。
1件目に本命へ行くデメリット
一方で、1件目の本命会場には大きな弱点があります。
それは、比較する基準をまだ持っていないことです。
初めてブライダルフェアへ行くと、チャペルを見て感動し、試食がおいしく、スタッフから丁寧な説明を受けるので、かなり気持ちが高まります。
そこで最後に、
「本日ご成約いただければ○○万円お値引きできます」
と言われると、初めての見積もりなのに「こんなに安くしてくれるなら決めたほうがいいのでは?」と思いやすいです。
でも、比較対象がなければ、その見積もりが本当にお得なのかは判断できません。
1件目は本当に全部が新鮮です。会場の華やかさにテンションが上がるので、その場の「好き!」と契約の判断は少し分けて考えるくらいがちょうどいいと思います。
本命を2件目にすると比較しやすい
例えば、1件目と2件目で同じ60人の見積もりを取ったとします。
1件目を経験していれば、本命会場で、
- 料理のランクはいくらくらいか
- ドレスは見積もり内で選べそうか
- 装花の金額は現実的か
- 写真や映像は何が含まれているか
- 持ち込み料はいくらか
といった具体的な質問ができるようになります。
ゼクシィ結婚トレンド調査2024でも、ブライダルフェアなどで訪問した会場数は平均2.6軒となっており、複数会場を比較しているカップルは珍しくありません。
「みんな何件くらい見ている?」という点については、以下の記事で詳しく紹介しています。


ブライダルフェア1件目の選び方で意識したい3つの条件
では、具体的にどの式場を1件目にすればいいのでしょうか。
単なる「練習会場」ではなく、その後の式場選びに役立つ会場を選ぶことがポイントです。
本命と似た条件の式場を選ぶ
一番重要なのは、本命との比較ができることです。
例えば、
| 本命 | 1件目の候補 |
|---|---|
| 東京駅周辺のホテル | 同じエリアの別ホテル |
| 表参道のゲストハウス | 表参道・青山周辺のゲストハウス |
| 料理重視のレストラン | 同程度の人数に対応したレストラン |
| 少人数婚 | 同じ人数帯に対応した少人数向け会場 |
というように、エリア・式場タイプ・招待人数などをそろえます。
全く違うタイプの会場を見るのも勉強にはなりますが、「どちらがお得か」「どちらがゲストに合うか」という比較はしにくくなります。
条件が良ければ契約してもいい会場を選ぶ
1件目だからといって、絶対に契約しない前提で式場を選ぶ必要はありません。
実際に行ってみたら第二候補のつもりだった式場が、
- 写真より実物のチャペルがよかった
- 料理が予想以上においしかった
- スタッフとの相性がよかった
- 希望日に空きがあった
- 予算内に収まった
ということも十分あります。
逆に「絶対ここでは結婚式をしない」という会場へ練習だけのために行くと、2〜3時間程度を使うことになります。
ブライダルフェアは無料でも、自分たちの休日は無料ではありません。本当に候補になる会場から選んだほうが効率的です。
試食・会場見学・相談がそろったフェアを選ぶ
1件目なら、短時間の相談会だけよりも、結婚式場選びの流れを一通り体験できるブライダルフェアがおすすめです。
- チャペル見学
- 披露宴会場見学
- 料理の試食
- 演出体験
- プランナーとの相談
- 見積もり作成
などが含まれていれば、「次の式場ではここをもっと確認しよう」という基準も作れます。
ブライダルフェアで何を確認するかについては、以下の記事で詳しくまとめています。


1件目のブライダルフェアまでに二人で決めておくこと
「初めてだから何も決まっていなくても大丈夫」とはいっても、完全にノープランで行くより、最低限の条件を決めておいたほうが実りのある見学になります。
完璧な結婚式プランを作る必要はありません。次の5つをざっくり話しておけば十分です。
結婚式を挙げたい時期
「2027年春」「来年の秋くらい」など、おおまかで構いません。
希望時期がわかれば、空き状況やその時期に使えるプランを出してもらいやすくなります。
招待人数
人数も確定している必要はありません。
「親族20人、友人30人くらいで合計50人前後」といった目安だけでも、使える披露宴会場や見積もりがかなり具体的になります。
予算と出せる上限額
予算については「理想」と「ここを超えたら厳しい」という上限を二人で考えておくのがおすすめです。
例えば、
できれば300万円前後
頑張っても350万円まで
というイメージです。
最初から上限いっぱいの初期見積もりになってしまうと、その後ドレスや装花を変更しただけで予算オーバーになりかねません。
絶対に譲れない条件
1件目へ行く前に、二人それぞれ「これだけは譲れない」という条件を2〜3個出してみましょう。
- 駅から近い
- 料理がおいしい
- ガーデンがある
- 独立型チャペル
- 遠方ゲストが宿泊できる
- 貸切感がある
ここを決めておくだけで、見学中に見るべきポイントがかなり明確になります。
両親に確認しておきたいこと
両家の意向がありそうなら、最低限確認しておくと安心です。
- 挙式スタイルへの希望
- 招待したい親族
- 避けたい日程
- 結婚式費用の援助の有無
せっかく希望日に空きがあり契約しようと思っても、あとから親に「その日は困る」と言われると調整が大変です。
最初から細かい演出まで決めなくて大丈夫です。時期・人数・予算・譲れない条件だけでも、1件目の見積もりや相談がかなり具体的になります。
1件目では見積もりと当日成約特典に特に注意
ブライダルフェア1件目で一番気をつけたいのは、実はチャペルや料理ではなく最後に出てくる見積もりです。
会場見学でテンションが上がった状態の最後に説明されるので、普段なら慎重に考える金額でも、その場では「これくらいなのかな」と受け入れやすくなります。
最低価格ではなく「実際に選びそうな内容」で見積もってもらう
1件目では、式場から提示された見積もりをそのまま受け取るだけでなく、できるだけ現実的な内容にしてもらいましょう。
特に確認したいのが、
- 料理は何ランクのコースか
- 試食した料理を出すといくらになるか
- ドレスはいくらまで見積もりに入っているか
- お色直し衣装は含まれているか
- 装花は実際の写真でどの程度になるか
- 写真データやアルバムは含まれているか
- 映像・エンドロールは含まれているか
- サービス料はどの項目にかかるか
などです。
初期見積もりを安く見せるために最低限の内容になっていると、契約後の打ち合わせで金額が上がる原因になります。
見積もりの詳しいチェック方法は以下の記事で解説しています。


「今日だけの割引」と言われても焦らない
ブライダルフェアでは、見学当日に契約することで適用される成約特典を提示されることがあります。
数十万円単位の割引になることもあるため魅力的ですが、1件目の場合は比較材料がありません。
迷っているなら、
「初めての式場見学なので、もう1会場見てから決めたいです。この特典はいつまでなら適用できますか?」
と聞いてみましょう。
本当に当日しか適用できない場合もありますが、式場によっては期間を相談できることもあります。
割引を失うのが怖いから契約するのではなく、割引がなくてもこの式場を選びたいかを一度考えることが大切です。
写真とメモを残しておく
1件目では、「こんなに印象に残っているから忘れない」と思います。
ところが2件目、3件目と行くと驚くほど記憶が混ざります。
撮影可能な場所では写真を残し、見学が終わった直後に、
チャペル ◎
料理 ◎
アクセス ○
スタッフ ○
見積もり △
気になる点 ドレス価格と持ち込み
くらいのメモを作っておくと比較しやすくなります。
ブライダルフェアは1件目で決めても大丈夫?
複数会場を見ることをおすすめしてきましたが、だからといって「1件目では絶対に契約してはいけない」というわけではありません。
1件目が理想の式場で、条件にも納得できているなら、その場で決めること自体は問題ありません。
1件目で決めてもいいケース
- 以前から第一希望だった
- 希望日が空いている
- 二人とも会場をかなり気に入った
- 予算の上限内に収まっている
- 見積もり内容を細かく確認した
- キャンセル・日程変更条件も理解している
- ほかの式場を見なくても後悔しないと思える
ここまでそろっているなら、「1件目だから」という理由だけで無理に見送る必要はありません。
一つでも大きな迷いがあるなら契約しない
逆に、
- 思ったより予算が高い
- 料理をまだ十分確認できていない
- 親に相談していない
- パートナーが少し迷っている
- ほかにも見てみたい会場がある
という状態なら、当日特典が魅力的でも一度持ち帰るほうが安心です。
結婚式場は契約後に自己都合でキャンセルすると、時期や契約内容によって費用が発生する場合があります。
「契約してからほかも見る」より、できれば納得してから契約するほうが余計な心配を減らせます。
1件目で運命の式場が見つかることもあります。ただ「ここしかない!」なのか、「今日だけ安いから逃したくない」なのかは、一度分けて考えてみるのがおすすめです。
1件目を予約する前にキャンペーン経由も確認しよう
1件目の式場が決まったら、すぐ式場公式サイトから予約するのではなく、どこから予約するのがお得かも一度確認しておきましょう。
結婚式場検索サービスでは、ブライダルフェアへの参加を対象にしたキャンペーンが行われていることがあります。
例えば2026年9月現在、ハナユメの式場探し応援キャンペーンでは、条件を満たして対象式場を予約・見学すると、電子マネーギフトが1来館で5万円分、2来館で5万5,000円分、3来館で7万円分となっています。
1件しか見学しない場合でも対象になるのは大きいですよね。
私たちも式場探しではハナユメを使いましたが、どうせ同じ会場へ見学に行くなら、予約経路まで確認しておいたほうがいいと思います。
キャンペーンは予約前に条件を確認する
ただし、単にハナユメから予約すれば自動的に特典がもらえるわけではありません。
現在のキャンペーンでは、エントリーやLINEの会員連携、アンケート回答、式場見学、写真提出など複数の条件があります。
また、キャンペーン内容や金額は時期によって変わります。
そのため、
- 気になる式場を見つける
- 予約サイトにも掲載されているか確認する
- 最新キャンペーンにエントリーする
- 条件を確認してからフェアを予約する
という順番がおすすめです。
先に式場公式サイトなど別の経路から予約してしまうと、あとからキャンペーン対象の予約へ変更できない場合があるため注意しましょう。
ブライダルフェア1件目に関するよくある質問
最後に、初めてブライダルフェアへ行くときに迷いやすいポイントをQ&A形式でまとめます。
- ブライダルフェア1件目は本命に行かないほうがいいですか?
-
必ずしも本命を避ける必要はありません。ただし、1件目は見積もりや会場を見る基準がまだないため、比較しにくいのがデメリットです。迷っている場合は、本命と条件の近い第二候補を1件目、本命を2件目以降にすると比較しやすくなります。
- ブライダルフェア1件目で契約しても大丈夫ですか?
-
二人とも会場を気に入り、希望日・予算・見積もり・契約条件まで納得しているなら1件目で契約しても問題ありません。一方、ほかにも見たい会場がある、予算に不安があるなど少しでも大きな迷いがある場合は、その場で即決せず比較してから決めるのがおすすめです。
- 本命の式場は何件目に行くのがおすすめですか?
-
特にこだわりがなければ2〜3件目がおすすめです。先に似た条件の式場へ1件行っておくだけでも、料理・設備・見積もりなどを比較できるようになります。ただし、本命に初見学限定の特典がある場合や、希望日の空きが少ない場合は1件目にすることも検討しましょう。
- 1件目は練習のために興味のない式場へ行ってもいいですか?
-
おすすめはしません。ブライダルフェアには数時間かかる場合があり、結婚式を検討している人向けのイベントでもあります。条件が良ければ実際に契約してもいいと思える式場の中から、本命と比較しやすい会場を1件目に選びましょう。
- ブライダルフェアは1日に何件行けますか?
-
1会場につき2〜3時間程度かかるフェアも多いため、初めてなら1日1件、複数回る場合でも2件程度にしておくと余裕があります。1件目が予定より長引くこともあるため、同日に2件予約する場合は移動時間を十分確保してください。
- ブライダルフェア1件目に何を持っていけばいいですか?
-
スマートフォン、メモできるもの、スケジュールが確認できるものがあれば十分です。会場の撮影が可能なら写真を残しておくと、2件目以降との比較に役立ちます。招待人数や予算、希望時期もスマートフォンなどにメモしておくと相談がスムーズです。
- 1件目の見積もりでは何を確認すればいいですか?
-
料理・衣装・装花・写真・映像などが最低ランクになっていないかを確認し、自分たちが実際に選びそうな内容で再見積もりしてもらうのがおすすめです。また、当日成約特典を除いた金額や、今後追加になりそうな費用、持ち込み料なども確認しておきましょう。
1件目は「比較できる式場」を選べばその後がかなり楽になる
ブライダルフェアの1件目選びで迷ったら、本命と条件が近く、気に入れば実際に契約してもいい第二候補を選ぶのがおすすめです。
1件目で会場見学や試食、見積もり相談まで一通り経験しておけば、2件目以降では「どこを見るべきか」がわかった状態で比較できます。
もちろん、すでに本命がはっきり決まっていたり、初見学限定の特典を使いたかったりするなら、本命を1件目にしても問題ありません。
大切なのは、「1件目だから契約しない」「本命だから絶対契約する」と最初から決めつけないことです。
まずは実際の会場を見て、料理を食べ、スタッフと話し、現実的な見積もりを出してもらう。そのうえで「ほかを見てもここを選ぶと思えるか」を二人で考えてみてください。
これから1件目を予約するなら、式場公式サイトへ直接申し込む前にハナユメなどのキャンペーン対象になっていないかも確認しておくのがおすすめです。同じ式場を見学するなら、予約経路まで比較してからスタートしましょう。










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