結婚式の費用を少しでも抑えたいなら、料理や装花を削る前に「いつ結婚式をするか」を検討してみるのがおすすめです。
同じ式場、同じ人数、ほぼ同じ内容でも、結婚式を挙げる季節・曜日・時間帯によって適用できるプランが変わることがあります。
特に費用を抑えやすいのは、一般的に次のような日程です。
- 冬の1~2月
- 夏の7~8月
- 平日
- 仏滅など人気が集中しにくい日
- 日曜日の午後
- 夕方~夜のナイトウェディング
- 結婚式まで半年以内の直近日程
なかでも、オフシーズン+平日+仏滅など複数の条件が重なると、通常よりお得なプランが見つかることもあります。
ただし、安い日程にはそれなりの理由があります。真夏や真冬なら気温、平日なら仕事、夜なら帰宅時間など、ゲストへの負担も考えなければなりません。
この記事では、結婚式が安くなりやすい月を1~12月まで整理し、曜日・六曜・時間帯・直前割まで、費用を抑えやすい日程の選び方を詳しく解説します。
結論|結婚式が安い時期は1~2月・7~8月が狙い目
結婚式のオフシーズンとして代表的なのが、冬の1~2月と夏の7~8月です。
春や秋と比べると暑さ・寒さが厳しく、結婚式を希望するカップルが少なくなるため、式場によってはオフシーズンプランなどを用意しています。
さらに、式場によっては12月や6月なども割引プランの対象になる場合があります。
| 時期 | 費用傾向 | 特徴 |
|---|---|---|
| 1~2月 | ◎ 安くなりやすい | 寒さ・雪の影響で希望者が少なめ |
| 3~5月 | △~× | 気候がよく人気の春婚シーズン |
| 6月 | ○ | 梅雨のため割引対象になる場合あり |
| 7~8月 | ◎ 安くなりやすい | 暑さから希望者が少なくなりやすい |
| 9~11月 | △~× | 秋の人気シーズン |
| 12月 | ○ | 年末・寒さの影響でプランが出る場合あり |
※上記は一般的な傾向です。地域、式場、曜日、予約状況によって料金設定は異なります。
「何月なら必ず○万円安い」と決まっているわけではありません。同じ式場で日程を変えた見積もりを出してもらうのが一番確実です。
一番安い月を知りたいなら1月・2月・7月・8月から確認
とにかく料金を優先したい場合は、まず1月、2月、7月、8月の見積もりを出してもらうとよいでしょう。
「10月の土曜日で300万円」という見積もりをもらったら、
同じ人数・同じ内容で
2月または8月ならいくらになりますか?
と聞いてみるのがおすすめです。
条件を揃えて比較すれば、日程によって実際にいくら変わるのかが分かります。
結婚式が安い月・高い月を1~12月で比較
結婚式の料金は「夏なら必ず安い」「秋なら必ず高い」というほど単純ではありませんが、季節による人気の差はあります。
1~12月の特徴をもう少し詳しく見てみましょう。
1月|安くなりやすいが正月付近は避けたい
1月は寒さから結婚式を希望する人が少なく、ウインタープランを利用できる式場があります。
冬らしい装飾や澄んだ空気を活かせる一方、雪が降る地域では交通への影響も考えておきましょう。
また、年始すぐは帰省や仕事の都合があるゲストも多いため、安さだけで日程を決めないことが大切です。
2月|冬婚で料金を抑えたいなら有力候補
2月も結婚式のオフシーズンとして扱われやすく、費用を重視するなら確認しておきたい月です。
ホテルや全天候型の式場なら、寒さの影響を受けにくい結婚式もできます。
ガーデン演出を重視しないのであれば、価格と快適さのバランスを取りやすい場合もあります。
3~5月|気候がよく人気が集まりやすい
春は暑すぎず寒すぎないため、結婚式の人気シーズンです。
特に土曜日、大安・友引など人気条件が重なる日は予約が入りやすく、大きな割引を期待しにくい場合があります。
春に挙げたい場合は、平日・日曜日午後・仏滅などの条件を組み合わせて料金を比較してみましょう。
6月|梅雨を気にしなければ狙い目になることも
6月はジューンブライドのイメージがありますが、日本では梅雨と重なるため、式場によってはお得なプランが設定される場合があります。
特に屋外移動が少ないホテルや全天候型会場なら、雨の影響を抑えやすいでしょう。
ガーデン挙式や屋外演出を希望する場合は、雨天時にどのような進行になるのかも確認してください。
7~8月|夏婚は料金重視なら狙い目
7月・8月は暑さから結婚式の希望者が少なくなりやすく、サマープランなどが設定されることがあります。
費用面では魅力的ですが、特に注意したいのがゲストの移動です。
真夏に駅から長時間歩いたり、屋外で待ったりする会場ではゲストへの負担が大きくなります。
夏婚を選ぶなら、
- 駅から近い
- 送迎バスがある
- 駅から会場まで屋内で移動できる
- ガーデンで長時間待たない
- 会場内の空調が十分
なども確認しましょう。
9~11月|秋婚は人気が高い
秋は春と並ぶ人気シーズンです。
気温が安定しやすく、屋外演出もしやすいため、希望日が埋まりやすくなります。
特に「10月・11月の土曜日昼+大安」のように人気条件が重なると、料金だけでなく予約の取りにくさも考えなければなりません。
秋にこだわるなら、日曜日午後や平日、仏滅なども候補にすると選択肢が広がります。
12月|前半・後半で考え方が変わる
12月は寒さに加えて年末の忙しさもあり、割引プランが設定されることがあります。
一方、クリスマスシーズンの装飾を活かせるため、雰囲気を重視する二人には魅力的です。
ただし年末に近づくほど仕事・帰省・忘年会などでゲストの日程調整が難しくなるため、参加者への配慮は必要です。
曜日なら平日が安くなりやすい
季節だけでなく、曜日も結婚式費用に影響します。
一般的に人気が高いのは、翌日が休みになりやすい土曜日です。
そのため、料金を重視するなら平日を候補にすると、平日婚限定プランなどを利用できる場合があります。
平日婚は安いだけでなく会場を選びやすい
平日は土日と比べて予約が集中しにくいため、希望する会場や時間帯を取りやすいのもメリットです。
さらに、式場によっては会場費や衣装などに平日限定特典が設定されています。
ただし、一般的な会社員ゲストは仕事を休まなければならない可能性があります。
家族婚や親族婚、シフト勤務のゲストが中心など、参加者の予定を合わせやすい場合に検討しやすいでしょう。
土日なら日曜日の午後も確認してみる
「仕事の都合で土日しか無理」という場合は、日曜日の午後も候補です。
土曜日昼に比べると、翌日が月曜日になる日曜午後は希望者が少なく、式場によってお得なプランが出ることがあります。
ただし、披露宴終了が夜になる場合、遠方ゲストがその日のうちに帰れるか確認しておきましょう。
仏滅の結婚式は安くなる?
六曜を気にしない二人なら、仏滅も費用を抑えられる可能性がある日程です。
現在は六曜を気にしない人も増えていますが、大安や友引を希望する人は依然としているため、仏滅には「仏滅割」などの特典を設定している式場があります。
仏滅そのものが結婚式NGというわけではない
仏滅だから結婚式をしてはいけないというルールはありません。
二人が気にしなければ選択肢に入れて問題ありません。
ただし、両親や祖父母などが日柄を大切にしている場合もあります。
契約してから家族に反対されると日程変更が難しいため、仏滅を候補にするなら事前に両家へ確認しておくと安心です。
安い時間帯は?夜のナイトウェディングが狙い目
結婚式の料金を時間帯で比較する場合、一般的には夕方から夜のナイトウェディングが安くなる可能性があります。
ゲストの帰宅時間や二次会を考えると昼間を希望する人が多いため、夜の枠には専用プランが設定される場合があります。
以前は「午前中なら安い」と紹介されることもありますが、午前挙式は披露宴が昼食時間と重なり、ゲストが帰宅しやすいため人気の式場もあります。
朝・昼・夜のどこが安いかは式場によって違うので、「一番安い時間帯でも同条件の見積もりをください」とお願いするのが確実です。
ナイトウェディングのメリット
夜の結婚式には、安さ以外にも魅力があります。
- キャンドルやイルミネーションが映える
- 夕暮れから夜景まで楽しめる
- 昼とは違った大人っぽい雰囲気になる
- 土曜日なら午前中にゆっくり準備できる
特に景色のよいホテルや高層階の会場とは相性がよいでしょう。
遠方ゲストが多い場合は注意
ナイトウェディングで気をつけたいのが終了時間です。
披露宴が20時~21時ごろまで続けば、新幹線や飛行機の最終便に間に合わない可能性があります。
遠方ゲストが多い場合は、宿泊費まで含めるとかえって新郎新婦側の負担が増えることもあります。
式場料金だけではなく、ゲスト全体の負担まで考えて決めましょう。
実は「半年以内の直前婚」も安くなりやすい
費用を抑えたいなら、季節だけでなく結婚式までの残り期間にも注目してみてください。
すでに空いている日程を埋めるため、挙式まで半年以内などの結婚式に「直前割」「直近プラン」が設定される場合があります。
「結婚式は1年前から予約しないと間に合わない」と思う方もいますが、実際の打ち合わせが本格化するのは結婚式の数か月前からというケースもあります。
準備に使える時間があり、ゲストへ早めに日程を伝えられるなら、直近の日程も候補にしてみましょう。
「夏や冬は嫌だけど安くしたい」という場合は、人気シーズンの直近空き日程を探す方法もあります。
一番安くなりやすい条件を組み合わせると?
結婚式の費用は、一つの条件だけで決まるわけではありません。
料金を優先するなら、複数の「人気が集中しにくい条件」を組み合わせて見積もりを依頼してみましょう。
| 条件 | 安くなりやすさ | 注意点 |
|---|---|---|
| 1~2月・7~8月 | ◎ | 暑さ・寒さ |
| 平日 | ◎ | ゲストの仕事 |
| 仏滅 | ○~◎ | 親族の考え方 |
| 日曜午後 | ○ | 翌日が仕事 |
| ナイトウェディング | ○ | 遠方ゲストの帰宅 |
| 半年以内 | ◎の場合あり | 準備期間 |
例えば、
2月 × 平日 × 仏滅
8月 × 日曜日午後
半年以内 × ナイトウェディング
などは、料金を重視するなら見積もりを取ってみる価値があります。
ただし、割引が必ず重複して適用されるわけではありません。最終的な料金は式場へ確認してください。
安い時期を選ぶ前に確認したい5つのこと
結婚式費用を抑えられても、ゲストへの負担が大きすぎれば満足度は下がってしまいます。
契約する前に、料金だけでなく次のポイントも確認しましょう。
1.真夏・真冬の移動は大丈夫?
駅から徒歩15分などの会場では、真夏や真冬の移動がゲストの大きな負担になります。
送迎バス、タクシーチケット、駅直結などの条件も確認しましょう。
2.雨でも同じ演出ができる?
6月など雨の可能性が高い時期にガーデンウェディングを検討するなら、雨天時の代替スペースを確認してください。
フラワーシャワーや集合写真など、希望する演出が雨の日にどうなるかまで聞いておくと安心です。
3.平日にゲストは休める?
平日婚は費用を抑えやすい一方、ゲストが有給休暇を取らなければならない可能性があります。
会社関係や友人を大勢招待する場合は、平日を選ぶことで出席できない人が増えないか考えておきましょう。
4.夜でもゲストは帰宅できる?
ナイトウェディングでは披露宴の終了予定時刻を確認します。
遠方ゲストの最終電車、新幹線、飛行機に間に合わない場合は、宿泊手配が必要になる可能性があります。
5.割引後の見積もり内容が同じか確認する
「通常300万円→250万円」と言われても、比較するプランの内容が違えば本当に50万円安いとは限りません。
料理、衣装、写真、装花などの条件を揃えたうえで比較しましょう。
結婚式の見積もりで確認しておきたい項目はこちらで詳しく解説しています。


安い時期以外にも結婚式費用を下げる方法はある
日程を自由に変えられない場合でも、結婚式費用を下げる方法はあります。
例えば、
- 複数の式場から同条件で見積もりを取る
- 契約前に最終金額に近い見積もりを出してもらう
- Web招待状を利用する
- 不要な演出を減らす
- ペーパーアイテムを自作・外注する
- 持ち込み料を確認して外部サービスと比較する
などがあります。
日程以外も含めて結婚式を安くする方法は、以下の記事でまとめています。
式場見学のキャンペーンも予約前に確認
まだ式場を予約していないなら、ゼクシィやハナユメなどの式場見学キャンペーンも確認しておきましょう。
キャンペーンはエントリーや予約の順番などに条件が設定されていることがあるため、式場予約後ではなく予約前に確認するのがおすすめです。




結婚式が安い時期についてよくある質問
最後に、結婚式の日程と料金について迷いやすいポイントをまとめます。
- 結婚式が一番安い時期はいつですか?
-
一般的には、冬の1~2月と夏の7~8月が費用を抑えやすい時期です。暑さ・寒さから希望者が少なく、オフシーズンプランが設定される場合があります。ただし、一番安い月は式場や地域によって異なります。
- 結婚式が高い時期はいつ?
-
過ごしやすい春の3~5月、秋の9~11月は人気が集まりやすく、オフシーズンと比べると大きな割引を利用しにくい場合があります。特に土曜日昼や大安など人気条件が重なる日は早く埋まりやすい傾向があります。
- 1月と2月ならどちらが安いですか?
-
一律には決められません。どちらも冬婚の割引対象になりやすいため、同じ式場・人数・内容で1月と2月それぞれの見積もりを出してもらうのがおすすめです。
- 仏滅に結婚式をすると安くなりますか?
-
仏滅限定の割引や特典を用意している式場があります。ただし、人気の式場・季節・時間帯では仏滅でも大幅に安くならないことがあります。六曜を気にする親族がいる場合は、契約前に確認しておきましょう。
- 結婚式は朝・昼・夜なら何時が安い?
-
一般的には夕方~夜のナイトウェディングが安くなることがあります。ただし、時間帯ごとの人気は式場によって異なります。午前中が必ず安いわけではないため、候補となる時間帯すべてで見積もりを依頼すると確実です。
- 半年以内の結婚式は安くなりますか?
-
空いている日程を埋めるため、結婚式まで半年以内などの直近プランが設定されることがあります。人気シーズンでも直前の日程なら割引対象になる場合があるため、準備期間に問題がなければ確認してみるとよいでしょう。
- 夏・冬の結婚式はゲストに迷惑ですか?
-
夏や冬だから迷惑というわけではありません。ただし、駅からの移動や屋外で過ごす時間が長いと負担になりやすいため、送迎、空調、屋内の待合スペースなどを確認しておきましょう。
まとめ|安くするなら1~2月・7~8月+日程条件を比較しよう
結婚式の費用を抑えたいなら、まず候補にしたいのが1~2月と7~8月です。
さらに、
- 平日
- 仏滅
- 日曜日午後
- ナイトウェディング
- 半年以内の直近日程
なども、費用を抑えられる可能性があります。
ただし、「冬なら必ず○万円安い」「仏滅なら○%OFF」と決まっているわけではありません。
最も確実なのは、気になる式場で同じ人数・同じ料理・同じ衣装など条件を揃え、日程だけを変えた見積もりを複数出してもらうことです。
例えば第一希望が10月なら、「2月なら?」「8月なら?」「日曜日午後なら?」と聞けば、日程による本当の価格差が見えてきます。
安さだけを優先してゲストへ負担をかける必要はありません。二人にとって譲れる条件とゲストが参加しやすい条件を整理して、費用と満足度のバランスが取れる日程を選んでください。









コメント